今回はオリンピアのボディビルはステロイドは禁止されているのか、使用はいつからあったのか歴史についても調査していきたいと思います。
ミスターオリンピアは簡単に言うと世界一のマッチョは誰か決める大会で数多くの部門があり、メンズフィジークでは日本人初の出場者が決まり話題になっています。
そこに出場する選手は皆常人離れした体格であることからステロイドをしているのではないかと言われています。
この記事ではステロイドは禁止されているのかについて、また使用はいつからあったのか歴史についてもお伝えしていきますので最後までじっくりご覧ください!
オリンピアのボディビルはステロイド禁止?
ミスターオリンピア2020が始まる!
フィルフィースも出場する。
212に出場する山岸選手の仕上がりも楽しみ。
いつかオリンピア観に行きたい。#ミスターオリンピア #mrolympia #mrolympia2020 #ボディビル #ミスターオリンピア2020 #ミスターオリンピア212 #mrolympia212 pic.twitter.com/lzCk2uGdSO— FULLCLIP (Toru Hiragaki) (@FULLCLI45645445) December 19, 2020
ステロイド(筋肉増強剤)とは短い期間でも筋肉を急激に増強させることができ、普通のトレーニングではありえないほどの筋肉量手に入れることができます。
ドーピングとして知られていますが、多くのボディビルダーの間で長年にわたり使用されています。
オリンピアはステロイドOK?
現在のボディビルの大会では、ステロイドの使用は当たり前になってきています。
上記の画像を見れば分かると思いますがと筋肉が尋常じゃないくらいあり、ステロイドユーザーであることは間違いないと思います。
これくらい体が大きくないと勝負に勝てないのです。
多くのスポーツではステロイドなどの使用つまりドーピングを禁止してるのですが、ボディビルは他のスポーツ大会よりも来てくれた観客を楽しませる「興行」という目的が大きいです。
そのため舞台に立つ選手には「人間離れした肉体」が求められ、ボディビルの大会ではドーピングが暗黙的に許されるようになっていきました。
スポーツ大会である以上「ドーピング禁止」ですが、みんな使っているけど選手たちは「使っている」とは言わないのです。
もし「使っている」と言ったら、大会に出られなってしまうの可能性があるので言わないのです。
よってミスターオリンピアに出場している選手は皆ストロイドを使用していると思います。
ステロイドユーザーとナチュラルの見分け方は?
ミスターオリンピア決勝視聴中
ビッグラミーが超人すぎた、あのデカさであそこまで絞れんのかって
脚どうなってんねん
1位ラミー、2位ハディチョーパン、3位フィルなイメージ pic.twitter.com/TzptPqRz32— ノ|ゝ里予 (@POHOHO3) December 20, 2020
ステロイドを使用している選手とナチュラルの選手を見分けるのは容易ではありません。
とてつもなく大きな筋肉や体をしていてもステロイドは使用しておらず、ナチュラルなボディビルダーもたくさんいて、もともと素質のある体をしていればナチュラルでもユーザー並みに筋肉はついてきます。
オリンピアに出るような規格外のボディをしているのなら、ステロイドユーザーの確率は高いと思います。
ステロイドを使用していると、発達しやすいのが三角筋と僧帽筋と言われているのでそこをみると分かるかもしれません。
また女性化乳房や吹き出物が全身に出るなどの副作用でも見分けることができます。
見分け方について詳しく書いた記事はこちら▷▷ステロイドとナチュラルの見分け方が意外!?
オリンピアでのステロイド使用はいつからあったのか歴史も調査!
紹介しよう!彼はロニーコールマン!
身長180センチ
体重134kg~150kg
国際的なボディビルの大会であるミスターオリンピアに出場し、8連覇を遂げた化物
警察官からボディビルへ転身した彼の食事はようつべにupしてあるからチェックするんだ!ハマるぜ!
現在は重度のヘルニアから現役を離脱!以上! pic.twitter.com/byZttOlc2i— KEISUKE HONDA (@healthsunokomai) March 11, 2021
次にボディビルの長い歴史の中でいつから使用されていたのか見ていきたいと思います。
オリンピックの影響?
東西冷戦が激化していた1950年頃のオリンピックで結果を残すため選手たちはドーピングを行うようになっていました。
それに対抗するため諸外国がテストステロンの代替物としての合成薬の研究をして、1955年にアメリカの重量挙げの選手団の専属医によってアナボリック・ステロイドが生み出されました。
1960年代に入るとボディビルの選手の間でもアナボリック・ステロイドが浸透し始め、1970年代にアーノルド・シュワルツェネッガーが活躍したことで世界的にボディビル人気が高まりました。
ボディビルダー同士の競争よりが激しくなっていき、アナボリック・ステロイドがボディビルでよく使用されるようになっていきました。
ステロイドがなかった時代の選手たち
現在はステロイドの使用は当たり前になってきていますが、ステロイドがなかった頃のボディビルダーとどれくらい違うのか3人の人物を紹介していきます。
ユージン・サンドウ
近代ボディビルの父ユージン・サンドウのポートレイト。少年時代に鑑賞した古代ギリシャ・ローマ彫刻に憧れ、「完璧な肉体」を作り出す方法を模索し、均整のとれた筋肉の鍛錬法を理論化した。彫刻に見まがう肉体美。 pic.twitter.com/0YZ40LWCFg
— 日本美学研究所 (@bigakukenkyujo) March 7, 2014
ユージン・サンドウはボディビルの礎を築いた人で、近代ボディビルダーの父と呼ばれています。
古代から行われていた筋トレを科学的にまとめて、それを元に書籍を執筆して販売し理論を多くの人に広めていきました。
ダンベルやプーリー発明・販売、トレーニングジム開設、そしてロンドンにて世界初のボディビルコンテスト開催など数々の功績を残しており、彼がいなかったらボディビルが存在していなかったかもしれませんね。
若木竹丸
若木竹丸といえばこの画像!
僕は暴走族(僕は所属してない)の先輩からある意味、本当の格闘技を教わりました。その先輩もこの写真を部屋に飾っていました。僕は当時16歳。初めての若木竹丸。
刃物やなんやに頼るような不良に用はありませんでした。強くなりたいだけのために生きた10代。 pic.twitter.com/xwga0gjF7K— 赤狼🎴伊織(我道會館・mellow Burning味) (@kaizokuiori) January 23, 2022
若木竹丸は伝説の日本人ボディビルダーであり、ユージン・サンドウの書籍に感銘を受けて肉体を鍛え上げ、自身のトレーニング理論を確立して書籍を執筆し、多くの格闘家・武道家にウエイトトレーニングを指導するなど日本にウエイトトレーニングを広めました。
バランスの良い体をしているのが分かりますね。
ジョン・グリメック
いつものようにコンビニでスキャンしてきました。
表紙に聳え立つジョン・グリメック#プリズナートレーニング #筋トレ#筋トレ垢さんと繋がりたい #ストリートワークアウト pic.twitter.com/9O5qyk6axM— makoto🐺🌟 (@makotoland) June 10, 2020
ジョン・グリメックは1940年、1941年、1948年のミスター・アメリカ、1948年のミスター・ユニバースに輝き、無敗のままボディビルダーから引退しました。
亡くなった翌年の1999年には現役時代の功績が評価され、IFBB(国際ボディビルダーズ連盟)に殿堂入りしました。
彼の二の腕はとても綺麗な形をしていて、今の選手との張り合えるくらいの太さがあると思います。
オリンピアのボディビルはステロイド禁止?使用はいつからあったのか歴史も調査!のまとめ
いよいよ今週末NYプロ開催。若手の活躍に注目!俺のNYプロ初出場は2009年、懐かしいなぁ。
Men’s Bodybuilding
1. Evan Cetropani
2. Dennis James
3. Marcus Ruhl
4. Silvio Samuel
5. Hidetada Yamagishi
6. Tarek Elsetouhi
7. Darrem Charles
8. Eugene Mishin
9. Sergey Shelstov
10. Ben White pic.twitter.com/EKY8Xm89MK— Hidetada Yamagishi (@HideYamagishi) May 15, 2021
今回はオリンピアのボディビルはステロイドは禁止されているのか、使用はいつからあったのか歴史についても調査していきました。
オリンピアに出場しているボデイビルダーはおそらく全員がステロイドユーザーだと思います。
使用は禁止されていますが「興行」という目的も大きいことから、暗黙の了解のようになっているのです。
あくまでオリンピアの話なので、その他の大会では薬物検査がある大会もあります。
いつから使用されていたのか歴史については、オリンピックの影響で1955年に初めて使われたということでした。
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