今回は野球選手がしている目の下を黒く塗る効果は何なのか、ナイターでもペイントする意味についても紹介していきたいと思います。
昼間の試合で野球選手をよく見てみると全員がしている訳ではないのですが、目の下を黒く塗っているのが分かりますね。
なぜこういうことをするのか疑問に思った方もいると思います。
この記事では目の下を黒く塗る効果はどのようなものなのか、また昼間ではなくナイターでもペイントする意味についても紹介していくので最後までじっくりご覧ください!
野球選手目の下を黒く塗る効果は?
マッチセンパイが、アイブラック描いてくれました‼️
…いつもよりキレイなのでは?🤔💭#RakutenEagles #sbhawks #マイナビオールスターゲーム2021 pic.twitter.com/ELMB2EtvxT
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) July 16, 2021
日本プロ野球やメジャーリーグの試合で、選手の目の下が黒くなっているのを見たことはありませんか?
その黒くなっているものが何という名前で、黒く塗るとどういう効果があるのか見ていきましょう!
名前はアイブラック
名前について調べてみると、「アイブラック」と呼ばれるものだということが分かりました。
目の下を黒くすることによって「太陽光の反射によるまぶしさを抑える効果」があります。
アイブラックはアメリカンフットボールの選手が「炭を使って目の下を黒く塗っていたこと」が起源だと言われています。
太陽の光が顔に当たると頬の部分から光が反射し、その光が目に入るとまぶしさを感じてしまいます。
そこで目の下を黒くすることにより、黒い部分が太陽光を吸収して反射を抑え、まぶしさを軽減させることができるのです。
太陽の光が強い昼間の試合では、眩しさでボールを上手くキャッチできないとこもあると思います。
外国人の方が日本人よりも顔の彫りが深く頬で光が反射しやすいので、アイブラックを使用している選手が多いみたいです。
種類は2種類ある
久保田スラッガー
アイブラックアイパル入荷♪
MLBやプロ野球のデイゲームでよく見かけておりました、通称アイパッチ。最近はドーム球場の照明がLEDになってきて眩しいらしくドーム球場での試合でもよく使用されているそうですね😁
丸タイプと三角タイプの2種類。
日差し対策にどうぞ😎 pic.twitter.com/gQ2AlkYxEV— 野球専門店 辻井スポーツ鈴鹿店 2F (@tsujiisportsbb) October 20, 2016
目の下に貼る「シールタイプ」と、目の下に黒色のグリースを塗りつける「スティックタイプ」があります。
メジャーでは「炭を塗っていた」という起源の影響なのか、現在もスティックタイプが主流らしく、日本でプレーしている外国人選手も塗るタイプを使っているみたいです。
目の下を黒く塗る選手は少なくなってきた?
最初は炭を使って目の下を黒く塗っていたらしいですが、今ではほとんど見かけないですよね。
その理由をしては野球用のサングラスが普及してきたからです。
野球用のサングラスは、太陽光を軽減して紫外線から目を守る効果もあります。
カッコいいデザインのサングラスも多く、選手には黒く塗るより人気なのが分かります。
これから新たなサングラスが開発されれば、今後の黒く塗る野球選手はもっと少なくなることが予想されますね。
野球選手が目の下をナイターでもペイントする意味についても紹介!
独特なアイブラックのふたり✌️✌️
ちなみに今日も島内選手のは松田選手作ですが、昨日とはマルバツが逆です。#RakutenEagles #sbhawks #マイナビオールスターゲーム2021 pic.twitter.com/YRZtfPgeiV
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) July 17, 2021
アイブラックは太陽光の反射を軽減するのが目的なので昼間の試合で使用するのですが、稀にナイターやドーム球場でも黒く塗る選手がいます。
その理由としては球場の照明がまぶしく感じるからみたいです。
メジャーリーグの方がよく見れる?
アイブラックをしている選手は日本のプロ野球で少なく、メジャーリーグの選手に多く見られます。
それには次のような理由があると考えられます。
彫りの深さ
顔の彫りが深い選手は目の下の光を受け止める面積が広く、より大きな光を目に反射させることになります。
彫りが浅いとアイブラックをつけなくても太陽の光があまり苦にならないので、これが日本とメジャーのアイブラックをしている差だと思います。
しかし日本人にも彫りが深い人はいるので、眩しく感じる人は着用した方がいいでしょう。
デイゲームが多い
MLBやNFLの選手がよくつけているアイブラック。日本のプロ野球でも広島安部や巨人丸などがつけています。
その効果は一言で言えば、眩しさ対策。このアイブラックをサバゲーでも使えないかなと思って買ってみました。
晴れ、屋外フィールド、高低差があることなど使用条件は限られそうですが…。 pic.twitter.com/4J4DepBEmC
— Sunny@Youtube (@MADSun1994) June 1, 2020
メジャーでは休日などでもデイゲームが多く、球場によってはほぼデイゲームしかしない球場もあるみたいです。
デイゲームの試合が多いと、アイブラックをしている選手も多くなりますね。
骨格の問題や運営事情によって、日本の選手はあまりアイブラックをつけることはほとんどありません。
日本ではアイブラックではなくサングラスをつける選手は結構いますね。
高校野球では使用禁止なの?
プロ野球でアイブラックをしているのはよく見かけますが、高校野球で使っている選手は見たことがないと思います。
日本高等学校野球連盟の高校野球用具の使用制限を確認してみると、アイブラックについて詳しく書かれていませんでした。
使用についてはよく分からない状態といえるので、恐らく使用する選手は出てこないのではないかともいます。
高校球児がしているとなんか若さがなくなるような気がします。
プロ野球ではチーム単位で購入している場合もあれば、選手個人で購入して使っていることもあるみたいです。
また一軍ではチームで購入して使っているが、二軍では購入していないといったことも…
野球選手目の下を黒く塗る効果は?ナイターでもペイントする意味についても紹介!のまとめ
く、栗原選手、、
そのアイブラックは誰にやられたんですか⁉︎★#sbhawks #ソフトバンク #栗原陵矢 pic.twitter.com/WKte5DWG9C
— 日刊スポーツ・ソフトバンク担当 (@nikkan_hawks) July 17, 2021
今回は野球選手がしている目の下を黒く塗る効果は何なのか、ナイターでもペイントする意味についても紹介していきました。
野球選手がしている目の下を黒く塗る効果は、「太陽光の反射によるまぶしさを抑える」というものでした。
ナイターでもペイントする意味については、球場の照明がまぶしく感じるからということが分かりましたね。
オールスターゲームなどでは普段とは違う書き方をしていて、ファンの方を楽しませているようです。
貼るタイプや塗るタイプがあるので注目して見ると面白いかもしれません!
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